ミサゴ

正午前、カッパ64に向かって北田園のあたりを歩いていたら、上空を２機のオスプレイが飛んで行った。

ロータリー

青梅線の東中神という駅で下車したら、素敵な町でびっくりした。古くてこじんまりした駅舎を建て直し中なのは残念だが、駅前ロータリーがもう団地で、団地内の商店街にまだ余力がある。くじらロードという商店街の名前もいい。ロータリーにある喫茶「ロータリー」も、レストランのトスカーニやフランボワーズもとても素敵な佇まいであった。



福生市民会館では今晩ＣＫＢのライブ。久しぶりのＴＶ出演という荒木一郎氏の姿を見ながら、ＣＫＢ with 荒木一郎が市民会館に来たらいいのにと思う。または、荒木一郎マジックショーが催されるなら、それも絶対行きます。

武蔵野富士塚

五日市街道とわらつけ街道の角に、熊川二宮という40数メートル四方ほどの小さな大字がある。五日市街道の第五ゲート付近は、飛び地なども絡み、大字の境界が複雑で、不案内な者には難しい。というか、福生市福生が大字だったことがまず衝撃だったのだが、とりあえずそれはおいておく。熊川二宮はその狭さを反映して、2015年の統計では人口わずか９人。昭和も59年の段階で、わざわざ広大な大字熊川からみて猫の額ほどの熊川二宮を分離させる理由は一体なんだったのだろう。

また、福生二宮も昭和59年に大字福生から分離した大字。大字福生の南東の角に位置して、大字福生に飛び地を２つ生み出している。この区画はかつての字で武蔵野富士塚と言ったらしい。ちょうど立川段丘のへりから拝島段丘に下る坂の上にあたり、富士山もよく見えたのだろうが、富士塚というと浅間神社でもあったのか。二宮という地名なのも、いかにもそれらしくはある。

氾濫

台風９号が関東に上陸し、隣の瑞穂町では記録的短時間大雨情報が発表された。福生でも13時台には80ミリを超える雨となり、家の前がみるみるうちに水浸しとなる。我が家の狛犬さまも大水に翻弄され、一時避難を要するほどであった。

スカラ座

八高線の直通列車で川越に行き、川越スカラ座で、見逃していた『疑惑のチャンピオン』を見る。川越スカラ座は本当に素敵な映画館である。しかし『疑惑のチャンピオン』の方は微妙。帰りは西武線を乗り継いで拝島に戻り、ホグヘブンでピザを食って帰る。

田園

実家へのルートということもあり、八王子を経由することが増えた。以前、八王子から中野へ引っ越した女子は、歴然と民度が高くなったと言って、しみじみホッとしたていたが、ちらっと素見す身としては、八王子は寄り道したい喫茶店が多くて楽しい。今日は純喫茶田園。八高線は30分に一本なので、その点に関しては注意が必要となる。

かかし

多摩川ぞいを散歩して、昼食に山田うどん。やじろべえが回転していないのは残念だが、自分の町に山田うどんがあるのは甚だ嬉しい。ただし、閉店は17時と異様に早い。

送り酒

お盆ということで実家へ福生の清酒嘉泉を持っていった。福生には酒造が２つあるのだが、熊川の多満自慢さんはスイマセン。写真は味食道引田屋のカウンター。

ヘビ

本年より新祝日「山の日」とのこと。拝島から玉川上水ぞいを歩いていると、シマヘビの抜け殻が横たわっている。拝島上水橋まで歩いてスーパー銭湯。風呂上がりに付属の食堂で沖縄風ちゃんぽんを食べる。福生は、基地の町として多少沖縄っぽいだけで、沖縄の人が集まっている町では無いんだけど、福生にも昼から開いているような沖縄の食堂が欲しい。もちろん朝からだと尚可。

カプリ

第五ゲートまわりの住人としては、ピザを食うならホグヘブンでいいかなと思っているのだが、赤線にある老舗ピザハウスのカプリは、福生の住人として避けて通れない店だろう。そのうち覚悟を決めて、あの薄暗そうな店の中へ飛び込んでみようと思う。あと、日本初のピッツェリアことニコラさんのところは、ピッツェリアというよりリストランテ的な感じもあるので、また別枠で。

サマー

日曜の午後、いつも通りの閑散とした熊川駅から上りの五日市線に乗車すると、思いがけず満員の列車で驚く。そういえばこの沿線にはサマーランドがあるのだった。

ギャル

炎天下、彼方此方とうろつき、ＣＫＢをＢＧＭにカッパ64のトマトラーメンをすする。福生駅前はすっかり七夕祭の準備に入っている。夜中にまたふらふらと散歩に出て、しょうちゃんでカツサンドをお土産に買って帰った。

機関銃

わらつけ街道ぞいの米軍ハウスに「機関銃印自転車」という琺瑯の看板があった。片倉財閥には、軍需産業系の部門もあったので、片倉自転車と関係があったりするかも…と思って調べてみたが、あてが外れて日本スヰフト工業という浅草の会社の自転車であった。日本スヰフトというところは、交番御用達の千鳥という自転車なども作っていたらしく、そちらはこち亀の両さんの愛車でもあったとか。さらにスヰフトは元を辿れば、イギリスのSwift Cycleというメーカーだそうだ。そのスヰフト・インペリアル号の佇まいを見ると、『ザ・シャウト』でジョン・ハートが乗ってそうな素敵な風貌である。まあ、でも自分が探しているのはシルク号だから、と気を落ち着かせる。

丸十

素敵な店構えが気になっていた銀座通りの「中華そば丸十」にて焼きそばの大盛。晩年の淡路恵子風の女主人が、ニュースの報じるロリコン犯罪者を激しく叱責している。赤いカウンターがどうにも落ち着いて、飲めないビールが飲みたくなった。