Wednesday, December 31, 2014

除夕



湧水の大行列を分け入って持ち帰りの蕎麦を購い、バスで三鷹へ。さいかんやリスボンはもう休みなので、人形の館に伺って無沙汰をお詫びし、BLTサンドをいただく。全く今更の話だが、ミハラビル及び人形の館のオーナーがブルーコメッツの三原綱木氏だったことを知って驚いた。何だかどこかで似たような感想を抱いたことがあった気がして考えてみると、下北沢の葬儀店・金子総本店の代表が金子マリさんであることを知った時のことだった。

三鷹駅前から玉川上水を歩いて井の頭公園に出る。吉祥寺で楳図先生でも見かけたら縁起がいいと思ったが、賑わいの中にその姿は見えず、食品を適当に見繕って帰る。帰宅してバリカンをかけ、TVをつけてみると、楳図先生は笑ってはいけない囚人として出演されていた。湧水そばは、店の方からくれぐれも上手に茹でるように念を押されたので、慎重に茹でて美味しくいただこうと思う。

Sunday, December 28, 2014

秘宝殿



年内での閉館が決まっている鬼怒川秘宝殿に駆け込みで参じる。大宮で知人と待ち合わせて車に乗り込み、上尾のオートパーラーでトーストサンドの朝食をとって、一路鬼怒川へ。営業終了を間近に控え、秘宝殿は大盛況。秘宝館のドキュメンタリーで触れられていた通り、館内は女性の方が多いぐらいであった。秘宝殿の裏に繋がれている三匹の犬が、たくさん人のやってくる様子を見てはしゃいでいるのが何ともせつない。



冬期は営業していないという情報のあった秘宝殿近くのハイセイコー食堂も当然のように静まりかえっている。素晴らしい外観を誇る食堂の中はどんなものか様子だけでもと覗いてみる。すると、意外なことに12月も営業中で、日曜だけ休んでいたことが判明。こちらにも秘宝殿の閉館特需が波及したのだろうか。少しばかり消沈することとなった。



先週の箱根に続いて今週は鬼怒川の湯に浸かる。帰路には群馬のブラジリアンタウン大泉に寄って、ブラジル食品を買い出し、晩餐に肉づくしのブラジル料理を堪能する。大宮まで戻り、ふと珈琲館伯爵邸のことを思い出して寄って見るが、残念ながら大盛況で満席であった。暮れも押し迫り、電車も心なしか空いているように思える。湘南新宿ラインが池袋に差し掛かると、珈琲伯爵のネオンが遠くを過ぎていった。

Sunday, December 21, 2014

箱根八里



朝湯に浸かって、広縁で朝刊をめくり、ゆっくり美味い朝飯をいただく。やはりこの辺だと朝はアジの開きである。すっかり晴れ上がったので、少し歩くことにして箱根観音まで戻り、畑宿ぐらいまでと思って歩き始める。しかし、人が歩くことを想定していない車道で、すぐに歩く気が萎えた。須雲川インターを過ぎてようやく現れた自然探勝路に入り、何とか人心地つき、少しましな車道に戻ってしばらくして畑宿に到着する。

畑宿には本格的な旧街道の入口を告げる碑があり、せっかく来たのだから甘酒茶屋まで行くことに方針を変更。九十九の七曲りを階段で登りきり、しばらく歩いて甘酒茶屋の甘酒と力餅で一休みする。茶屋の姐さんが芦ノ湖までは30〜40分ぐらいかなと話しているのを聞いて、思わず再延長して元箱根まで歩いてしまった。湖畔から三国山の向こうに富士山が見えた。

Saturday, December 20, 2014

梅壹



正月から始めた旧東海道歩きの仕上げで箱根へ。箱根の山を登った暁には湯宿でも…ということで宿を予約して迎えた当日は生憎の雨。山歩きは諦めて、小田原から箱根湯本までの間を歩くことにする。守谷のパンで菓子パンを買い込み、流鏑馬の行われている小田原城内を抜けてから、柳屋ベーカリーでさらにあんパンを買い足し、なだらかな東海道を歩く。年末を迎える国道1号には箱根駅伝の交通規制を告げる幕がそこら中に見える。湯本の駅を前に旧道に入って湯本茶屋を過ぎ、軽く石畳を歩いた辺りで本日の旧東海道歩きは終了。箱根観音の急峻な崖を降り、暁庵で遅い昼食に蕎麦をいただく。奥湯本から湯本の方に戻り、丘を塔ノ沢の方へ回り込んで、福住楼に投宿した。

癒すほど足に疲れはないが、ゆっくりと湯を楽しむ。冬至を二日後に控え、湯には柚子が浮かんでいる。そして素晴らしい晩餐。幸田露伴が泊まったという部屋には、他に宿泊客として大辻司郎の名前が挙げられている。調べてみると漫談家の草分けの方だそうで、日航機「もく星号」墜落事故の犠牲者の一人だとのこと。息子は市川崑や増村保造の映画で活躍した大辻伺郎。部屋には大辻氏の扁額が飾られていた。

Friday, December 12, 2014

ニューサイクリング



仙川にて菜菜星のライブ。思った以上に客がいなくていたたまれかったが、華菜枝さんはプロであった。そしてやはり美菜子さんの和太鼓がいいのだ。残念ながら「ヒヤミカチ節」は聴けず。菜菜星の前後ではなかなか貴重なステージを見学させてもらったが、次はできれば単独の時に行こう。ついでに古書店で1977年の『ニューサイクリング』という雑誌を購う。当時のメーカーやショップの広告が楽しい。芝大門のシミズサイクルの広告などもあった。当然ながらクロモリのフレームは普通に10kg以上である。

Friday, December 05, 2014

チームスカイ



真新しいジャガーショップにピカピカのチームスカイ車が鎮座していた。ボンネット上にはチームジャージも見える。キャリアには2014年モデルのピナレロDOGMA。

Tuesday, December 02, 2014

新蕎麦



そばまつりの深大寺で久しぶりに湧水そばをいただいて野川まで歩いた。

Monday, December 01, 2014

広能組

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菅原文太映画ゆかりの地というと『太陽を盗んだ男』の代々木NARUが思い浮かぶ。広能組は呉で実際にロケをしていたのだろうか。
菅原文太(1933年8月16日 - 2014年11月28日)

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