20日、大月までしか乗ったことの無かった中央本線の先の方へ行ってみた。小淵沢行の列車を甲府で下りて補給をとり、長野行きの列車に乗り継いで上諏訪で下車。昼食には信州蕎麦をいただいて、横溝正史ゆかりの諏訪をぶらつく。散策で足が疲れたところで、片倉財閥が1928年に建立した千人風呂を擁する洋館の片倉館で休憩。ひと風呂浴びて休憩室に行くとWBCの韓国戦をだらっとやっている。片倉館の屋上から諏訪湖を眺め、階段を下っていくとホールに肖像画が。瞬間「うわっ佐兵衛翁」と目を見開いたが、勿論そんな訳はなく、シルクエンペラーこと片倉兼太郎翁の重々しい肖像画であった。片倉家は犬神家のモデルでもある。