Sunday, November 27, 2016

川の手



川の手の屋敷街を歩いていると、豪邸の一つに吉増という表札があった。その時は漫然と吉増剛造氏の吉増だと思いながら通り過ぎていたが、実際、吉増剛造氏は福生にゆかりのある方らしく、先年には市民栄誉賞が贈られ、市立図書館には特設コーナーがある。今年出たばかりの新書『我が詩的自伝』はすぐにでもKindleで買うとして、赤瀬川源平による装丁の『黄金詩篇』はそのうち図書館で実物を手に持ってこよう。