Saturday, May 26, 2012

桜井1番街



和歌山からは中央構造線に沿って和歌山線を東に進む。南に見える紀伊山地は黄砂気味で、そういえば前回来た紀伊山地も黄砂の日だったことを思いだす。駅前に立派な木造旅館のある高野口を越え、奈良県に入っては吉野口を過ぎる。高田駅で20数分の停車をしたあと、電車は桜井線に乗り入れる。途中、桜井駅で下車し、一番街〜本町通〜中央通と連なるうらぶれたアーケード街を歩く。主に下校の学生ながら、人通りは少なくはない。昭和天皇も利用したという貴賓室を有する畝傍駅まで戻り、暫時古い木造駅舎に佇む。



山辺の道に沿って桜井線を北上し、巨大な天理の施設を過ぎると終点の奈良。さらに奈良線、木津線と乗り継いで大阪市内に入り、地下鉄でミナミに赴く。4年ぶりの今井で、かちんうどんと木の葉丼を食す。やはり美味い。雨が降ってきたところで徘徊を切り上げ、御堂筋線に乗って中津にて投宿。