花巻からは、上りの東北線に1時間ほど乗車して、終着の一ノ関で下車。しばらく降りていなかった一ノ関にも少しばかり立寄り、北側のスナック街を縫うように進んで、名ジャズ喫茶との誉高いベイシーまで歩いてみる。もちろん、朝っぱらからジャズ喫茶が営業している訳はなく、ここがベイシーかと思いながら、終わったばかりの坂田明ライブのチラシなどを眺める。駅までの戻りを大通りに回ってみると、地主町は商店街全体がトリコロールに彩られている。一ノ関駅の売店で、ひっつみを見つけたので購入。
一ノ関からはさらに東北線を上り、仙台行に乗車する。正午を過ぎて仙台駅に到着すると、毎度お世話になる立食い蕎麦でカレー南蛮の小憩。さらに何時も混み合う快速ラビットにて福島駅まで進み、即ち郡山行に乗継ぐ。雪の気配がなかった仙台を過ぎると、福島に近づくにつれてまた少し雪原も見える。雪景に柿というのは如何にも福島らしい冬の景色だ。郡山は雨。堂前町まで出張してたけやのおにぎりを大量に買い込み、すぐに駅まで戻る。帰り際、駅のコンビニで酪王カフェオレを買おうと思ったら、お土産の酪王カフェオレサブレしかないなんて、なんだか馬鹿らしい。
郡山からは、何故か宇都宮駅のBECK'Sでジビエカレーなど食ったりしつつ、黒磯、宇都宮と乗り継いで帰京。そういえば、郡山を出るとすぐ、何事かと思うような巨大なウルトラマンのポスターがあり、よく見てみると「須賀川市はM78青雲・光の国と姉妹都市になりました」とのことであった。それにしても、たけやのおにぎりは全く美味過ぎます。