Friday, September 25, 2015

安濃津

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大阪から新快速に乗換え、草津線に乗り継いで三重県に入る。空いてきた草津線でづか乙女を摘むが、個人的には乙女餅の方が美味い。三雲駅を過ぎると田圃の畦に彼岸花がびっしり咲いているのが見える。甲賀市に入ると、飛び出し坊やが忍者になった。

草津線の終点柘植駅からは関西本線の亀山行に乗車。このあたりは加太越と言われる区間で、山間の景色が楽しい。紀勢本線に乗継ぐ亀山駅の外を見ると、駅前のビルがやけに味わい深いので、少し下車して覗いて行く。ビル内のパーラー尚も営業中で気になったが、日も傾きかけているので、ここは先を急ぐことにする。

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津に来たのは、恐らくはじめて。バスで中心街に向かい、蜂蜜まんの閉店にギリギリ間に合う。残念ながら隣の中村洋品部(喫茶中村)はびっしりとシャッターが閉まっている。津の町は大型連休とは一線を画し、閑散としている大門商店街を抜けて、玉吉餅店でみたらし。やじろは終わっている。日が落ちて、カラスとムクドリの我が物顔ぶりが酷い。街道のホテルに投宿し、消費量が日本一だという津のうなぎをいただこうと町に出るが、連休もかまわず平常運転の定休でうなぎ屋2軒にふられつつ、なんとか営業している店を見つけて、鰻にありついた。後から考えると、はちみつまん、玉吉餅店がやっていただけでもラッキーだったのかもしれない。