Sunday, June 28, 2015

東方旅社



縁あって紹介していただいた鎌倉の村主匡左記念館にお邪魔して、素晴らしい鎌倉彫の数々を堪能する。材木座の住宅街を後にすると、鎌倉は凄まじい人出なので、混雑を避けて横浜の中華街へ避難する。せっかくなので旅館オリエンタルの健在ぶりを確認しようと思って寄ってみると、取り壊されたばかりの様子でショックをうけた。



Sunday, June 21, 2015

百店街



久しぶりにアジアンタイペイのランチバイキング。いつのまにか看板が変わっていた調布百店街が七夕の飾りでキラキラしている。

Thursday, June 18, 2015

嶋田荘



電通大の裏を調布まで歩く。そろそろ梔子の香りがする

Tuesday, June 09, 2015

大沢橋



全国で噴火が続くせいか夕焼けが綺麗だ。夕食に出たついでに野川を歩いてホタルの里を見に行く。今年はたくさん飛んでいる時期に来ることが出来た。

Tuesday, June 02, 2015

狸穴



おやっと思ってよくよく見てみれば、紛うことなきタヌキであった。野川歩きも9年目になろうとしている。

Tuesday, May 26, 2015

白馬



梅雨入りまではもう少し猶予がありそうだが、紫陽花は鮮やかに咲いている。大沢の段丘を下りて東大の馬場に通りがかる。白い日射しに白い馬体が一際眩しかった。

Thursday, May 21, 2015

特急にっぽん



歯医者の麻酔を冷ましがてら(?)、中野から高円寺まで歩いていると、レンタルビデオ店のオービスだったと思しき場所に通りがかり、帰ってから少し調べてみる。昔の話だと思って、場所だけ確認するつもりだったが、一昨年の5月までやっていたので驚く。ぶらっと本屋に寄ると、川島雄三の『特急にっぽん』の原作である獅子文六の『七時間半』が文庫になっているので購い帰る。

Tuesday, May 19, 2015

弓隊

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道後の宿は噂通りの素晴らしい朝食で、野菜と柑橘をこれでもかとばかりにいただく。市電で目の前になった乗客の広げた新聞の見出しが、「松山城天守が国宝に」と一瞬見えたが、良く見たら松江城である。午前中は雨の予報だったので、予定を入れ替えて午後に行くつもりだった伊丹十三記念館へ。すると、何故か館長の宮本信子さんご来館のタイミングにあたり、軽く言葉を交わさせていただいた。伊丹十三の展示は全く素晴らしいが、父の万作氏も映画監督になる前に挿絵画家やおでん屋だったということにも驚かされる。

昼は銀天街に戻り、アサヒで鍋焼きうどん。趣味の良さそうなアサヒの横の雑貨屋にふらっと入るとベン・ワットのノースマリンドライブがかかっている。そのまま銀天街を抜けてロープウェイで雑貨店主も激賞する松山城に登る。天気はイマイチ回復しなかったが、霧が吹き抜けて行く山上の天守もまた味わい深い。松山城の足下では、高校のアーチェリー部が熱心に矢を放っていて、これならいつ城が攻め込まれても安心だと思わされる。城を下りて喫茶店のフライングスコッツマンで小憩。愛媛新聞の一面は伊方原発再稼働問題。文芸コーナーの俳句がやはり大充実している。

松山を発つ前に空港の食堂で南予風の鯛めし。今回は無事松山空港を飛び立つことができた。羽田からのリムジンバスは中央環状線トンネルを延々と走り初台に出た。荷を解き、通りすがりに買った150円の鯛めしにぎりを齧る。これもまたさりげなく美味い。

Monday, May 18, 2015

松山

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讃岐の屋根も瓦が黒光りして立派だったが、今治は鬼瓦が凄い。列車はそろそろ下校時間に差し掛かっていると思うのだが、学生は少ししか乗り合わせてこない。西日本では朝靄の光は美しいが、昼間のガスった感じが常態化しているのは少し辛い。伊予北条で20分ほど停車している間についに高校生で溢れ、列車は松山に向かった。

松山駅からは市電で市駅へ。銀天街を歩いて、ぼんやりと坊ちゃん書房という古書店を目指してみるがよくわからず、大街道に突き当たって北上する。閉店間際の作業中にみよしののおはぎを無事ゲットし、出雲屋にて鯛めしとジャコカツを早めの夕食にいただく。サクっと揚がったジャコカツが思いのほか美味い。労研饅頭を少し見繕い、大街道の電停から再び市電に載って道後温泉まで。道後温泉行きの市電は市駅行きと違って大層混んでいる。温泉街を少し歩き、一旦投宿。ウェルカムドリンクに用意された野菜ジュースがやたらに美味い。日暮れ時を待って、道後温泉本館の神の湯にゆっくり浸かり、二階で夕涼みする。隣の白人の男性カップル?が仲睦まじい。六時屋のアイスモナカを食べながら、温泉街をブラブラと宿に戻る。みよしののおはぎもやはり美味かった。

伊予西条

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土讃線で多度津に戻り、予讃線に乗換え。目星をつけていた箕浦駅のうどん屋が休みらしいので、特急しおかぜ5号で西条まで飛ばすことにした。しばし燧灘を眺めウトウトしていると観音寺。観音寺では多くの乗客が降りていく。特急が通り過ぎる箕浦駅は、海を眼前にして、貨車駅舎の感じ良い駅であった。新居浜駅前に派手な箱物が作られている。やはり別子銅山もいつか行きたいと思う。

伊予西条の発車メロディーは「千の風になって」。駅のホームの湧水「うちぬき」で口を漱ぎ、古いアーケード街を歩く。餅屋で餅。佐野日進堂なる書店が渋い。ティールーム黒猫や天下堂ビジネスマシンも現存していればよかったのだが、つい昨年の末に廃業したようだ。アーケード街を端まで歩いて、突き当たりのスカイロード跡を少し西に進み、トンカツのごかくでかつ丼。海苔を敷いたかつ丼に青のりが良い。アーケードの一本東の筋のスナック街を通って駅まで戻り、駅前の鉄道記念館をざっとみる。プラットホームの湧水をペットボトルに汲み、一両編成の各駅停車松山行きに乗り込んだ。