2月28日。朝焼けのオホーツク海を眺めながら、塩辛や海苔佃煮に塩鮭などの朝食バイキングも思いがけず堪能する。宇登呂からはバスで斜里駅に出て、釧網本線の流氷列車でオホーツク海を眺めながら網走へ向かう。知床で岸に寄せていた流氷が、網走に近づくにつれて徐々に沖に離れていく。オホーツク海は凄まじく青い。風もなく、なかなかの日和なので、街道沿いのサパークラブなどを眺めつつ、網走駅から砕氷船乗り場までの一粁ほどを歩く。カモメにまとわりつかれた砕氷船おーろらは、犇めくデッキに中国語を響かせ流氷の海を行く。実際に目前にしてみると、流氷の海もなかなか良い。