網走港からはバスに乗り、稼働中の網走監獄を横目に博物館の網走監獄へ。門外の番外地食堂にてムショ飯(監獄食B)を素早くかっ込み、脱獄王に迎えられて獄門を潜ると、刺青者の居並ぶ大浴場や、放射状に広がる獄舎などのワンダーランドが広がっている。監獄土産には、獄中で刻まれたというミニニポポ人形(網走監獄焼印入)を購い、雪模様になってきた網走を後にする。次は特急オホーツクの風で石北本線を旭川駅へ向う。前面展望を臨める観光仕様の先頭車両は、テツ様が三脚でガッチリ撮りっぱなしなので、素人の付け入る余地は全く無い。過ぎゆく車窓を眺めていると、「相変わらず山側三カ所シカごっそりいますんで」と連絡している声が運転席の方から聞こえた。旭川駅のモダンさは好印象。それにしても本場のジンギスカンが美味すぎる。素敵すぎるパリ街の灯りをしばし見上げ、旭川にて投宿。