Sunday, July 31, 2016
Friday, July 29, 2016
Thursday, July 28, 2016
Tuesday, July 26, 2016
Sunday, July 24, 2016
Saturday, July 23, 2016
Monday, July 18, 2016
端島
長崎の旅も最終日。今日も蝉がシンシン鳴く朝だ。朝食は積年の課題だった思案橋の純喫茶「珈琲冨士男」へ。店内は常連さんと観光さんが入り混じって朝から大混雑である。長崎新聞を開くと、旅するシネマというコーナーで唐津市で撮影したという『にあんちゃん』が取り上げられていた。朝食後、小菅修船場を見学してから、午後からの軍艦島ツアーに備え、グラバー邸で時間を潰す。
やや波はあるものの軍艦島ツアーは無事出港し、上陸することもできた。しかしここまで観光化された遺構で、毎日素敵なカメラを携えたカメラマンが、熱心にファインダーを覗いているのかと思うと、自分の出る幕ではないという気がした。揺れる船内では老若男女が屁っ放り腰で写真を撮っている。いつもながらキンクスの「People take pictures of each other」が頭の中に響いた。
最後に長崎空港でカステラを買い込んで帰京。羽田と福生の往復も思ったほど苦ではなかったので、これからも安心して旅に出ることができそうだ。ただ、これから引き落とされる引越し関連の費用が恐ろしいので、しばらくは自粛ということになるかもしれない。
Sunday, July 17, 2016
池島
早起きして早朝の佐世保の街を散策する。24時間営業の食堂だという溝口商店の前には酔いつぶれた人が転がっている。商店街の中にありながら、鬱蒼としたトンネルにも隣接する佐世保中央駅では、線路の上をネコがうろついていて、列車が入線する寸前まで線路の上を歩いているのでヒヤヒヤする。佐世保中央駅からは松浦鉄道に一駅乗車して佐世保駅に戻る。宿に戻って朝食をとり、坂の上から基地を眺めて佐世保を後にした。
針尾の無線塔を見ながら西海パークラインを西彼杵半島に渡り大瀬戸の港。港で見つけた素敵な食堂に入り、やきめしをいただく。塩が出なくて苦労しながら作ったやきめしの味は不本意なものだろうと思いつつ、風情は最高であった。大瀬戸からはフェリーで池島へ。入江に入ると目前に広がる選炭場にさっそく目を奪われ、のっけから池島の荒みぶりにいたく興奮させられてしまう。坑内見学の前には入江をジブローダーの方まで回ってみる。トロッコに乗って入る坑内見学も興味深いが、やはり池島の白眉は山上の団地群だろう。夕方のフェリーまでの時間がなくなり、早めに切り上げたが、トロッコを削ってももう少し団地街を見たかった。大瀬戸に戻ってからは長崎へ。夕食にツル茶んのトルコライスをいただき、スーパーで島原銘菓のラッキーチェリー豆を購入して投宿した。
Saturday, July 16, 2016
佐世保
朝の港を歩くと、潮風がねっとり吹いている。小値賀からの帰路は、佐世保行の高速船。船内で西日本新聞を開くと、ヘクトール・バベンコの訃報が目に入った。平戸島を横目に船は進み、客室のテレビでは佐世保出身の前川清が平戸を旅している。佐世保からは一旦唐津の方へ向かう。美しい棚田の谷を抜け、玄海原発の海を過ぎる。途中、何の気無しに名護屋城跡に立ち寄ってみると、廃城の夢の跡っぷり感が思わぬ迫力で驚いた。唐津まで進み、虹の松原で唐津バーガーをつまむ。あたりはもうツクツクボウシが鳴いている。
唐津から佐世保に戻り、防空壕を転用した市場のとんねる横丁や、下京町あたりの歓楽街を歩く。夕食は趣き深い喫茶店の山本コーヒーにてステーキピラフ。デザートには「夏の味覚・ミルクセーキ」のコーヒー味をいただいた。投宿後、夜の歓楽街を再び散策する。佐世保も米軍人の多い町だ。街中では、屋台の唐揚屋で若い米兵がカラアゲをつまんでいる。アーケード街を佐世保中央駅の方まで歩くと、ウミノの支店などもあったが、もうとっくに閉まっている。夜も更けて暗くなっていく町中で、どうにも渋いお食事おはぎの溝口商店の明かりに誘われるが、腰が引けてやり過ごしてしまう。夕方の雨で恐ろしく蒸し暑い夜だった。
Friday, July 15, 2016
小値賀島
朝の福江市街をぐるりとして、通学路の横断歩道を守る水色のお嬢さんと朝の挨拶を交わす。街中に中央シネマという映画館跡がある。昨日歩いていて気になった喫茶シルクロードが朝から営業していたのでモーニング。夜遅くまで明るくしていた店だったので、てっきり喫茶という名のスナックかと思ったが、早朝から開店している。カウンターに置かれた長崎新聞を開くと、精霊流しのハッピを作りませんかという広告が踊っていた。福江からはフェリーで五島列島を北上する。フェリーは3時間ほどで上五島を抜けて小値賀島へ進む。甲板で受ける潮風は少しべたつくが気持ちいい。島々の上を低く雲が流れていく。
小値賀では、予約していた古民家宿の姉さんに港まで出迎えにきていただいた。築138年の商家を改修した宿はやはり素晴らしく、到着後しばしフォトセッションとなる。町中に戻り、路地裏の食堂で魚の定食をいただいて、食後は車で島を一周。綺麗な赤い砂浜とアジア諸国から流れついた漂流物が趣き深い赤浜を歩き、牛が放牧されている長崎鼻などを巡って、夕刻、宿に戻る。町中の商店で食材を調達し、暮れていく港を臨む古民家の食堂で夕食をいただく。購入した魚のお造りはイサキ、ヒラマサ、タイにケンサキイカ。旬のヒラマサが美味い。夜半まで酒宴。
Thursday, July 14, 2016
福江島
福生から初めて発つ旅で少し気がかりだったのは都心までの道のり。立川を出るリムジンバスは軽い渋滞に巻き込まれ、少し到着は遅れたものの、まずは無事に長崎行の飛行機に乗り込んだ。昨日は記録的な大雨だったという長崎だが、この日は気持ちよく晴れ上がっている。空港から長崎港に向かうバスも遅れ、こちらは少し焦ったが、何とか福江行の高速船に間に合った。船は激しく揺れながら五島灘を進み、定刻通りに福江港へ到着。港から海城の福江城を過ぎる。我が国最後にして最新だという城は、南国の植生と石垣が美しい。商店街でみつけた喫茶店「月の砂漠」で昼食にピラフ。
福江市街から島を北上し、海沿いに建つ堂崎天主堂へ立寄ってみる。堂内の展示には名取洋之介の写真なども見える。天主堂前のアイス屋の長椅子には、尼僧二人がこじんまりと並んで座っていて、こちらでは尼僧がアイスの売り子さんをしているのかと思わず感心してしまったが、アイスを召し上がっている歴としたお客様である。危うく注文してしまう寸前で何とか口をつぐんだ。店は路上の長椅子だけでなく中にも入ることができ、人懐こい看板犬とおばあちゃんの二重の歓待をうけて入店。チリンチリンアイスを堪能し、しばし寛ぐ。堂崎を出た後は、福江島をぐるっと回り、市街に戻って投宿。夕暮れの街を歩き、五島牛の焼肉屋にて晩餐をなす。九州ということで食後のデザートにはブラックモンブラン。
Wednesday, July 13, 2016
Ice cream social
基地内の学校のボードに「HAVE A GOOD AND SAFE SUMMER」というメッセージが出ているのが見える。アメリカンスクールは登校日がアイスクリーム・パーティなのか(登校日って感じじゃないのかな)。自分は明日から早い夏休みで長崎へ。
Monday, July 11, 2016
Sunday, July 10, 2016
Wednesday, July 06, 2016
Monday, July 04, 2016
Sunday, July 03, 2016
Friday, July 01, 2016
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