Friday, July 15, 2016

小値賀島

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朝の福江市街をぐるりとして、通学路の横断歩道を守る水色のお嬢さんと朝の挨拶を交わす。街中に中央シネマという映画館跡がある。昨日歩いていて気になった喫茶シルクロードが朝から営業していたのでモーニング。夜遅くまで明るくしていた店だったので、てっきり喫茶という名のスナックかと思ったが、早朝から開店している。カウンターに置かれた長崎新聞を開くと、精霊流しのハッピを作りませんかという広告が踊っていた。福江からはフェリーで五島列島を北上する。フェリーは3時間ほどで上五島を抜けて小値賀島へ進む。甲板で受ける潮風は少しべたつくが気持ちいい。島々の上を低く雲が流れていく。

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小値賀では、予約していた古民家宿の姉さんに港まで出迎えにきていただいた。築138年の商家を改修した宿はやはり素晴らしく、到着後しばしフォトセッションとなる。町中に戻り、路地裏の食堂で魚の定食をいただいて、食後は車で島を一周。綺麗な赤い砂浜とアジア諸国から流れついた漂流物が趣き深い赤浜を歩き、牛が放牧されている長崎鼻などを巡って、夕刻、宿に戻る。町中の商店で食材を調達し、暮れていく港を臨む古民家の食堂で夕食をいただく。購入した魚のお造りはイサキ、ヒラマサ、タイにケンサキイカ。旬のヒラマサが美味い。夜半まで酒宴。

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