Sunday, May 18, 2014

阿波

R0029922

鳴門駅前から撫養川に沿って歩き、文明橋を撫養城の方に渡って、撫養街道の雰囲気を少し味わう。蜂須賀時代には天守が無かった撫養城だが、確かに天守を置きたくなるような小山である。文明橋を戻って大道銀天街の端を少しだけ回り、日没を前に散策を切り上げて鳴門駅に戻る。鳴門線の沿線は蓮田が広がり、鷺や鵜などの水鳥も多い。のんびり進む列車は、高徳線に合流して更に通過待ちを重ね、20キロ弱の行程を50分ほどかけ、19時過ぎに徳島駅へ到着した。

徳島駅の売店を素見してから駅前の一番町商店街を少し進み、はなや食堂という洋食屋でポークチャップ定食をいただく。行きがけにはシャッターが閉まっていて、今日は閉店したのかもしくは廃業したのかと思って眺めていたアートレコードという店が、20時過ぎに引き返すと営業している。徳島にも案外面白そうなレコード店があるんだなと思って調べてみると、19時から20時まで休憩して、23時まで営業するというなかなか素敵なシステムであった。投宿する前に立ち寄ったコンビニで、久保田食品のバナナアイスをみつけ、風呂上がりの四国を堪能した。