吉祥寺の妹妹でとりそばを食ったり、西荻のはつねでタンメンを食ったり、杏林病院のあたりや、烏山住宅あたりをぶらぶら歩いたのを武蔵野篇。動坂食堂で野菜炒めを食ったり、晩菊の小路を歩いたり、不忍の書店を素見したり、染井の霊園で猫と戯れたりしたのを本駒込篇。そして、北陸本線をぶらぶらする北陸篇ときて、「hayakarを歩く」も一周忌を迎えての房総篇で、いよいよ位牌と墓を前にする。それにしても、なんとも美しい町である。そういえば、「ノース・マリン・ドライブ」とか「スケッチ・フォー・サマー」とかのプレイリストでも作ってくれば良かったな。晩年にお盆を過ごした実家の目の前に臨む傾城島の灯籠流しを氏は窓から見たのだろうか。来年は灯籠流しの日にでも行けるといい。ちょうど実家の目の前に海と夕日の展望風呂を売りにするほどの民宿がある。鋸南の干物がなんともいえず美味いなぁ。