またしても完全に失われたと思っていた下北沢の洋食屋マックの暖簾分けをしていた店が笹塚にあると聞いて寄り道。店名もそのまま「洋食屋マック」。こちらはシモキタの厨房の中でも見覚えのある方がやっていて、安心の継承。自分は堅焼きの目玉焼きが好きだったけど、半熟に変えるというささやかな哲学にも好感を抱く。また、付け合わせのサラダの生胡瓜のパキっとした食感がこんなに忠実に守られているというか、守ることができるのだということに感心する。きれいになった店内では、味噌汁のお椀がスライドすることはもうないのだろう。スティーブ・マックイーンのグッズも1個ぐらいはあってもいいんじゃないかな。そして、もちろん、こちらにもまた伺います。