6日。なかなか布団を抜け出せずに、名物?の早朝やまこうどんは挫折。宇和島駅のベンチには年季の入ったてんやわんやの善助餅の広告が見える。焼きたての宇和島あんぱんを買って、6時17分発の松山行各停に乗車。キハ185系特急型気動車の2両編成である。宇和島からの乗客は3人。最短ルートの内子線経由で松山に向う列車を伊予大洲駅で降り、海沿いを行く予讃線の本線に乗り継ぐ。1両の気動車は数駅進むとジャージの女の子一人だけになった。海の見える駅として名高い下灘駅も、上りの車内から見ると案外面白味に欠ける。過ぎ去る旅客上屋のベンチを見てみると、女子3人で鉄の会らしきものが催されていた。松山からは市電に乗って道後温泉へ。道後ミュージックの「お盆特別企画・怪談ストリップ」に魅かれつつ旧ネオン坂を散策し、びっしり汗をかいて道後温泉本館へ向かう。湯籠で湯に通う老人の渋さに唸らされ、開放的な二階の大広間で寛ぐ。二階席はお茶菓子つきだが、暑いので湯上がりにはサイダーをいただいた。土産用のタオルも忘れずに購入。