週遊区間の最後に、ネコで有名な猴硐駅にも立寄った。猴硐は山側の猫村もいいが、線路を挟んで東側の瑞三礦業選炭場跡の荒れっぷりが素晴らしい。勿論ネコが線路で隔離されることなどなく、瑞三礦業側にも多くのネコがいる。基隆河にかかる炭坑トロッコ軌道の橋でも、人の姿を遠くから見つけた猫がかいがいしく駆け寄ってくる。ただし、餌をよこさずに撫でるぐらいの者には興味がない。山側のネコ村の方も少し見て、まあこんなもんだろうという感じで猴硐を後にした。甘い青草茶はどうもいかん。
復路は各停の區間車に乗って16時過ぎに台北へ帰還。駅で昨日買えなかった台鉄便當を抑えに購入し、地下鉄で中正紀念堂まで行って、金峰魯肉飯をいただく。副菜にいただいた燙青菜が滅法美味い。続いて並びの好茶坊で買った金柑ジュースを持って忠孝敦化の方へ向かい、フルーツパーラーの百菓園で雪地冰淇淋(フルーツかき氷)。山桃、キウイ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、スイカ、パイナップル、バナナにバナナアイス。果物というものについて改めて考え直させる驚愕の美味さであった。