松山機場から南の富錦街の方へ少し歩き、台湾一に選ばれた炒飯店の民生炒飯で肉絲炒飯をいただく。これは美味いと唸りつつ、隣の叉燒炒飯がもっとやばそうで目を奪われる。どう頼んだもんかわからないのでスルーしたドキンちゃんの器に入ったスープも美味そうだ。機場までの帰り道、ちょっとスーパーを流して、義美の蛋巻などを買い足した。
やや遅れたエバー航空190便が松山機場を発ち、席のモニターに台湾のグラミー賞こと第25回金曲奨があったのを見つけて再生してみると、JJという男性歌手のステージに何故かジェイソン・ムラーズが参加していた。番組はステージのダイジェストなので、光引擎のコーラスグループ賞受賞の様子を見ることはかなわず。いつものことながら、道中は持っていった本を開かなかったので、帰ってからゆっくり宮脇俊三の『台湾鉄路千公里』を読もう。そしてどうにか翡翠屋の女将の願に応え、近いうちにまた台北を再訪できないものだろうかと思う。