昼過ぎに家を出たものの、野外は17℃とめっきり肌寒く、キンモクセイの香りが凄い。水道橋駅を降りて神田川沿いをしばし歩き、元町公園のご機嫌を久しぶりに伺う。グネグネと歩いているうちにいつの間にかサッカー通りに出て、いちごシャンデのオザワ洋菓子店を過ぎる。春日通りを東へ進んで湯島天神に拝してから、男坂を下りてそのまま真直ぐ御徒町まで歩む。ガード下の御徒町食堂でハンバーグ定食。隣の若者が「あ〜、やっぢまっだ〜〜」と壮絶に痛恨の思いにかられていたのは、大根おろしにソースをかけてしまったからのようだ。そして痛恨氏に同席していた若者のとりみそ丼が気になる。
ガード沿いをそのまま北にアメ横を歩く。途中、ふっと聴こえてきた『暦の上ではディセンバー』は、やはりアメ横センタービルのあたりだったのだろうか。すっかり振り返って見るのを忘れていた。けっこうしっかりした雨が降ってきたので、国立博物館に入り、ぐるりとまわってくる。御徒町に戻って、純喫茶丘にて小憩。その後、神田から人形町まで歩いてみたものの、訪ねてみた来福亭は臨時休業であった。なんとなくサンドウィッチパーラーまつむらで傘寿の双子のご様子を拝み、パンを購い帰る。